Suicaは、主にJRを使っている方が利用している交通系ICカードですが、通勤・通学にJRを利用する場合、Suica定期券を利用している方もいることでしょう。
しかし、JRと私鉄を使って通勤・通学をしている場合、Suicaの定期券を作ることができるのか?という事は気になるところではないでしょうか?
今回は、Suicaの定期券は私鉄を含めた範囲でも、また私鉄のみでも作ることができるのか?ということについてご紹介していきます。
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Contents
Suicaの定期券は私鉄を含めることも可能!
Suicaの定期券は、私鉄の区間も含めて作ることができます。
Suicaの定期券の種類には、「Suica連絡定期券」というものがあり、このSuica連絡定期券なら、JRの区間だけでなく、私鉄の区間も含めた定期券を作ることができるのです。
もし、通勤・通学でJRと私鉄を使っているなら、Suica連絡定期券を作ってみてください。
私鉄もOKのSuica連絡定期券を購入する方法
Suica連絡定期券の作り方は、3つあります。
まず、JR東日本にある指定席券売機・多機能券売機など券売機から購入することができます。
また、JR東日本の駅にあるみどりの窓口でも購入することが可能です。
さらに、モバイルSuicaでも購入することができます。
ちなみに、連絡定期券として使える私鉄は以下の31社となっており、それ以外では対応していないので注意してください。
「伊豆箱根鉄道(大雄山線)」「江ノ島電鉄」「小田急電鉄」「関東鉄道」「京王電鉄」「京成電鉄」「京浜急行電鉄」「埼玉高速鉄道」「埼玉新都市交通」「相模鉄道」「首都圏新都市鉄道」「新京成電鉄」「西武鉄道」「多摩都市モノレール」「千葉都市モノレール」「東京急行電鉄」「東京地下鉄」「東京交通局」「東京モノレール」「東京臨海高速鉄道」「東武鉄道」「東葉高速鉄道」「箱根登山鉄道」「北総鉄道」「ゆりかもめ」「横浜高速鉄道」「横浜市交通局」「横浜シーサイドライン」「伊豆急行」「富士急行」「仙台市交通局」「湘南モノレール」です。
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お手持ちの定期券をSuica連絡定期券にする方法
現在、JR線のSuica定期券と地下鉄の定期券のそれぞれをお手持ちの場合、それらを一緒にしてSuica連絡定期券を作ることができます。
方法は簡単で、JR東日本の駅にあるみどりの窓口に持っていき、駅員さんにSuica連絡定期券を作りたいことを伝えましょう。
そうすれば、Suica連絡定期券を作ることができます。
また、Suica定期券や地下鉄の定期券が磁気定期券だったとしても、みどりの窓口で対応してくれます。
ただし、その場合は新規のSuica定期券となるため、デポジット500円が必要になるので注意してください。
私鉄のみだとSuica連絡定期券は作ることができない!
Suica連絡定期券は、あくまでJRの路線が含まれていることで作ることができます。
そのため、私鉄のみの場合には、Suica連絡定期券を作ることはできないのです。
また、Suica連絡定期券を作ることができる条件は、定期にする発駅・着駅どちらかがJRの駅である必要があります。
つまり【私鉄区間―JR区間―私鉄区間】というSuica連絡定期券を作ることはできません。
私鉄区間がPASMOを取扱業者だった場合には、PASMOの方で定期券を作ることができます。
いずれにしても、定期の発駅・着駅どちらかが、JRの駅であることがSuica連絡定期券を作る条件となっているので注意してください。
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まとめ
今回は、Suicaの定期券は私鉄を含めた範囲でも作ることができるのかについて紹介してきました。
Suica定期券には、「Suica連絡定期券」という種類があり、JR区間だけでなく私鉄区間も定期券に含むことができます。
Suica連絡定期券は、JRの券売機やみどりの窓口、モバイルSuicaで購入することが可能です。
ただし、Suica連絡定期券を作る条件は、定期の発駅・着駅どちらかがJRの駅であることです。
JRの駅が発駅もしくは着駅でない場合、Suica連絡定期券を作ることはできないので注意してください。
もちろん、私鉄区間のみもSuica連絡定期券を作ることはできません。
*こちらに意外と知られていないスイカカードの定期券に関する「あるある」をまとめています!【suicaをよりお得に使いたい!】という方は参考にしてくださいね。
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